音楽は一生かけて楽しもう
ERIS
冊数 41 冊
紙本 41 冊
更新 2024.03.11
ジャンル 音楽41
音楽と生きる、音楽に生きる。
もう少しだけ知りたい
大好きな音楽と音楽家のこと。
個性豊かな著名執筆陣が魅力の、いままでにない音楽雑誌「ERIS」。
電子書籍版は無料です!年3回発行予定です。
※閲覧にはパスワードが必要です。http://erismedia.jp で会員登録を行ってください
-
音楽雑誌エリス
編集人は音楽評論家萩原健太。個性豊かな音楽評論家が知見と感覚をベースに執筆します。 -
『雑誌「エリス」第41号』
Eris Media LLC発行
音楽
2024.03.15
『雑誌「エリス」第41号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
大滝詠一『Each Time』の40周年デラックス・セット『EACH TIME VOX』のリリースを前に、大滝ファンを自認するブライアン・ウィルソン・バンドの要、ダリアン・サハナジャが特別寄稿。彼独自の視点による解説を、萩原健太が未だ完成形のない同アルバムについてディスコグラフィカルに詳説します。また、先般発表されたグラミー賞を、ワールド・ミュージックの視点から北中正和が見つめ、一方、能地祐子がクラシカル部門の新しいムーブメントを紹介。ほか、天辰保文が伝説的なジュディ・シルを、亀渕昭信のエヴァリー・ブラザーズもいよいよ終盤にさしかかりました。連載執筆陣もますます快調です。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第40号』
Eris Media LLC発行
音楽
2023.10.31
『雑誌「エリス」第40号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
おかげさまで第40号! 巻頭記事では小倉エージ氏が本誌に初登場し、日本のインディーズの草分け、URCレコードでのディレクター等の活動、また『ニューミュージック・マガジン』創刊期、もちろん日本のロック時代を画した『はっぴいえんど』のレコーディングなどを語ります。聞き手は北中正和、構成は萩原健太。小倉氏が語る初登場のエピソードが満載です。レギュラー執筆陣の連載も、知る人ぞ知る自作自演歌手ポール・シーベル、ラテン音楽の未来を担うトニー・スッカル、マリの内戦と音楽、エヴァリー・ブラザーズから、ロジャーズ&ハマースタインまで、ジャンルを横断する興味深い読み物が揃っています。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,496円
-
『雑誌「エリス」第39号』
Eris Media LLC発行
音楽
2023.06.29
『雑誌「エリス」第39号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
第39号は、まずジャクソン・ブラウンのスペシャル・ロング・インタビュー! 先般の来日時に天辰保文が直撃。現在進行形のジャクソンが、自作の歌に対峙する思いと、亡き友、デヴィッド・リンドレーとの貴重なエピソードなどをたっぷりと語ります。ジャズ・プロデューサー、渡辺康蔵のモア・ザン・ライナー・ノーツは、日本に滞在しジャズ界に多大な影響を与えたベーシスト、ゲイリー・ピーコックを。ほかエヴァリー・ブラザーズ、シンシア・ワイルなどなど、充実した読み物満載。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,496円
-
『雑誌「エリス」第38号』
Eris Media LLC発行
音楽
2023.03.09
『雑誌「エリス」第38号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
4月に来日が決定したボブ・ディラン。奇しくも38号巻頭は、ベースメント・テープス前後を考察する北中正和の書下ろしに、萩原健太がブートレッグ・シリーズ全種を解説するディラン二本立て。More Than Liner Notesでは、元朝日新聞編集委員の篠崎弘が、ヴァージン・レコード第1作、マイク・オールドフィールド『チューブラー・ベルズ』の私論と考察をじっくり語ります。ブルードウェイ通いを再開した水口正裕は、話題作『キンバリー・アキンンボ』とその背景を、裏事情もまじえながら。亀渕昭信はついに生涯のベスト・フェイヴァリット、エヴァリー・ブラザーズに着手。今回はその前編。次号も楽しみです。等々、連載陣も力作揃い。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)からの登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第37号』
Eris Media LLC発行
音楽
2022.11.17
『雑誌「エリス」第37号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
『ERIS』第37号をお届けします。巻頭記事では“ロック・ギターの醍醐味”とも言えるスライド・ギターの新旧名手とそのプレイを、青山陽一がたっぷりと解説。各ギタリストの特色やチューニングにも触れながら、華麗なるスライドの世界にご案内します。独特の空間の中でレコーディングした高田漣、待望の3年ぶりの新作については、松永良平がインタビュー。ほか亀渕昭信の60年前、学生時代の原稿発掘! デレク・トラックスへのインタビュー、アタッカ・クァルテット、ジェリー・ガルシア、ニルス・ロフグレン、ブルース・ロバーツ等々、レギュラー執筆陣の健筆ぶりを、たっぷりお楽しみください。なお、無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)からの登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第36号』
Eris Media LLC発行
音楽
2022.07.15
『雑誌「エリス」第36号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
日本のロック/フォークの胎動期に顔を合わせた、あがた森魚と鈴木慶一。第36号巻頭はお二人による特別対談です。偶然の出会いから生まれた「赤色エレジー」と“はちみつぱい”。また当時、二人の周辺で形成されつつあった音楽シーンの詳細…。興味深い裏話が満載の貴重な証言集となりました。これは必読です。ほか、連載陣それぞれのテーマは、コール・ポーター、カウボーイのスコット・ボイヤー、5月に亡くなった世界的サントゥール奏者のシヴ・クマール・シャルマ、サルサの女王セリア・クルス、そして今は無き「サンケイホール」で行われた記念碑的来日公演の数々…。国境も時代もジャンルも飛び越えて、『エリス』の音楽の旅は続きます。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)からの登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第35号』
Eris Media LLC発行
音楽
2022.03.17
『雑誌「エリス」第35号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
巨人、ニール・ヤングの本当の傑作とは? 直枝政広(カーネーション)が自身の音楽観とともに考察する必読の“私論”を巻頭に、「モア・ザン・ライナー・ノーツ」ではパンチ・ブラザーズの新作と、その原点となったトニー・ライスの83年作を宇田和弘がダブル解説。北中正和は、今年亡くなったインドの大歌手ラタ・マンゲシュカルの膨大な功績を振り返ります。ほか、亀渕昭信のリッキー・ネルソン、萩原健太のポール・ウィリアムス等々、今回の『ERIS』もジャンルを横断・縦断しながら、読み応え十分の記事をお届けします。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第34号』
Eris Media LLC発行
音楽
2021.11.25
『雑誌「エリス」第34号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
『ERIS』は創刊10周年を迎えました。ご愛読ありがとうございます。その記念号の巻頭は、大貫妙子がジョニ・ミッチェルを語るインタビュー。また“More Than Liner Notes”では新聞各社・音楽担当記者3名の方に、それぞれのフェイバリット・アルバムについて思い切り書いていただきました。編集長・萩原健太はローラ・ニーロのソングライターとしての魅力をクローズアップ。ロックンロールからワールド・ミュージック、ミュージカル、新世代のクラシックまで、『ERIS』はオール・ジャンルで音楽ファンのみなさんのご期待に応えます。今後ともよろしくお願い致します。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)からの登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第33号』
Eris Media LLC発行
音楽
2021.07.15
『雑誌「エリス」第33号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
はっぴいえんど『風街ろまん』から50年。松本隆みずからが、そのレコーディングと日本のロックの大変革時代を振り返るスペシャル・インタビュー。ダイア・ストレイツのマネジャーだったエド・ビクネルが語る、英ロック・シーンの裏事情。新版映画公開と新舞台版の公演再開で話題必至の『ウエスト・サイド・ストーリー』の背景。ほか、ウォーレン・ジヴォン、ポール・サイモン、キング・カーティスの“謎盤”など、「ERIS」第33号はまたまた音楽ファンの興味を掻き立てます。無料購読には本誌HP(https://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,760円
-
『雑誌「エリス」第32号』
Eris Media LLC発行
音楽
2021.03.18
『雑誌「エリス」第32号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
デビュー40年を数える佐野元春。彼にキャリアの重要な節目と音楽観を編集長・萩原健太が聞く長編2万字インタビュー掲載! 昨年9月に没した戦後シャンソンを代表するジュリエット・グレコの最盛期を振り返る蒲田耕二による追悼。ピーター・バラカンはSP復刻の理想形を追求するレーベル“Dust-to-Digital”にスポットライトを当てます。ほか、天辰保文のジェシ・エド・デイヴィス、亀渕昭信はエルヴィスとサム・クックが歌ったポピュラー・スタンダードの深層…などなど、「ERIS」は今号も興味深いテーマ満載! 無料購読には本誌HP https://erismedia.jp/ からの登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第31号』
Eris Media LLC発行
音楽
2020.11.12
『雑誌「エリス」第31号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
アレサ・フランクリンが亡くなって2年。"クイーン・オブ・ソウル"のひとことで片づけられないその真髄を、P. バラカン、鷲巣功、萩原健太がいま一度熱く語ります。そして編集長・萩原によるこれまでなかったアレサのアルバム全ガイドも必読。ほかギタリストの佐橋佳幸による青春のアンドリュー・ゴールド再訪、亀渕昭信の連載は知る人ぞ知るカルト・クラシック、ジョディ・レイノルズ「エンドレス・スリープ」を掘り起こします。深くて楽しい「ERIS」は、今号も音楽ファンのハートを揺さぶり、火をつけます。連載陣も快調! お楽しみください。無料購読には本誌HP http://erismedia.jp/ からの登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,760円
-
『雑誌「エリス」第30号』
Eris Media LLC発行
音楽
2020.07.16
『雑誌「エリス」第30号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
『ERIS』30号をお届けします。巻頭では「オールナイトニッポン」往時の人気DJ、亀渕昭信に泉麻人&萩原健太が根ほり・葉ほり、そのウラオモテと詳細を問いただします。そして高野寛が自身のメンター的存在だったトッド・ラングレンの“あの名盤”を再訪。先ごろ亡くなったモリ・カンテとコラ普及の業績を北中正和が、コロナに倒れたジョン・プライン追悼を宇田和弘が執筆。編集長・萩原は、ブライアン・ウィルソン研究の中間報告…等々、『ERIS』は今号も“音楽”にあふれた読物満載です。無料購読には本誌ウェブサイト(http://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第29号』
Eris Media LLC発行
音楽
2020.03.12
『雑誌「エリス」第29号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
編集長・萩原健太と水口正裕が再訪するアメリカン・ニュー・シネマとその音楽。奇跡の来日!? 気鋭のロッキン・フォーキー、ジェイソン・イズベルに天辰保文が速攻インタビュー。北中正和の台湾ポップス取材記。亀渕昭信はポップ・カントリー草創期の名曲紹介。高田漣はエディ・ヴァン・ヘイレンのギター遍歴を深掘りします。第29号を数える『エリス』、まだまだ熱い!
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第28号』
Eris Media LLC発行
音楽
2019.11.15
『雑誌「エリス」第28号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
『ERIS』第28号です! 巻頭は細野晴臣の米国ツアーを中心に、長年のバンド・メンバー高田漣がインサイド・リポート。細川周平によるジョアン・ジルベルト追悼記、そして能地祐子がパンチ・ブラザーズにインタビュー、彼らの音楽性の核心へと肉迫します。もちろん連載執筆陣も揃って力作を提供、“音楽を読む”『ERIS』をお楽しみください。無料購読には本誌ウェブサイト(http://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」 第27号』
Eris Media LLC発行
音楽
2019.07.18
『雑誌「エリス」 第27号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
北中正和による1969年ロック全盛期の追憶、天辰保文新連載、岡本郁生が巨匠エディ・パルミエリに会見! 亀渕昭信のドリス・デイ追悼、さらにポピュラー音楽研究家の三井徹が歴史的米国ルーツ音楽コンピ“Anthology of American Folk Music ”を解説。『ERIS』27号はこれまでにない手応え! 無料購読には本誌ウェブサイト(http://erismedia.jp/)での登録が必要です。
データ本:無料
紙本:1,628円
-
『雑誌「エリス」第26号』
Eris Media LLC発行
音楽
2019.03.07
『雑誌「エリス」第26号』
Eris Media LLC発行
音楽
-
ついに“ブロードウェイ”まで到達したブルース・スプリングスティーンの足跡を萩原健太が再検証! 高田漣は待望の新作を堂々ネタバレ・セルフ解説、シャンソン界異形の巨人シャルル・アズナヴール追悼、自由走行型クラシック・オーケストラのザ・ナイツ…。第26号もオールスター執筆陣でオールジャンルの音楽をカバーする『ERIS』。じっくりお楽しみください!
データ本:無料
紙本:1,628円
- もっと見る
↓
book List
-
雑誌「エリス」第41号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第40号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第39号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第38号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第37号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第36号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第35号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第34号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第33号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第32号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第31号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第30号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第29号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第28号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」 第27号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第26号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第25号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第24号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第23号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第22号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第21号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第20号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第19号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第18号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第17号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第16号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第15号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第14号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第13号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第12号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第11号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第10号
ERIS
Eris Media LLC
-
雑誌「エリス」第9号
Eris
Eris Media
-
雑誌「エリス」第8号
Eris
Eris出版
-
雑誌「エリス」第七号
Eris
Eris出版
-
雑誌「エリス」第六号
Eris
Eris出版
-
雑誌「エリス」第五号
Eris
Eris出版
-
雑誌「エリス」第四号
Eris
Eris出版
-
雑誌「エリス」第三号
Eris
Eris出版
-
雑誌「エリス」第二号
「エリス」編集部
eris-media
-
雑誌「エリス」第一号
「エリス」編集部
eris-media
ERIS
編集人:萩原健太
運営
エリスメディア合同会社 / Eris Media LLC
book store
その他の書店
-
-
-
端整な日本語のセンテンスを集めた一冊。どこか滑稽で童話的な、或いは不気味で物悲しく透き通った一行物語と、空想の上澄みを一滴一滴採集したアフォリズムを採録。加えて随想的な創作と詩的な思索による短文、断章を綴ったノートを再構成。一節は数行と短く内容も独立しているため、気が向いたときに開いたところをパラパラ読んでも楽しめます。 --------------------------------------- 【一行物語】 毎月どこからともなく「絶対に開けないで下さい」と書かれた小包が届き、捨てることもできないので、倉庫に小包が山積みになっている。 雪の結晶が溶けるのを忘れて、夏に置き去りになっている。 行き先を告げてから、もう十五年間タクシーに乗りつづけているのだが、いまだに目的地に辿り着く気配がない。 【アフォリズム】 消去法が貴女を消してゆく。 伝えられない想いばかりが彼女を焦燥させ、疲れた彼女は自分のために紅茶を淹れた。カーテンの向こうから午後の光が射してくるとき、彼女を使い古したすべての文脈に彼女は服従しなかった。 【最後の花摘み】 ルビをふることのできない感情ばかりが、生まれては消える。 横殴りの優しさが君の感情をあやして、願いは昨日の果てまであまねく降り注いだ。僕は封をした幸福を君に届ける準備をしながら珈琲を飲み干すと、赤いリボンを丁寧にむすんで窓の外に広がる寒空を見上げた。 あなたが素敵であればあるほど、あなたの隣に居てはいけない。 残響 / ゆらぎ / ピアノ線 / 致死量 ──本文より抜粋
-
実験的に書き上げた六十四の小篇集。一話一話がとても短く、数分で読み切ることができる超短篇ばかり収録されているため、眠る前、移動中などの細切れ時間にも最適。厚い本が苦手な方にも読みやすくなっています。ちょっとした隙間の時間にすぐ読め、すぐ完結します。勉強の合間に。旅のお供に。 --------------------------------------- 『夢を見るパン』 『コレクター』 『棺』 『ため息のように白い』 『恋人手帳』 『奇病』 『若き昏睡の医師』 『埋葬と忘却のバラード』 『八季』 『哀愁のレプリカ』 『かなしみという名の子犬』 『ジョーカー』 『薔薇と微笑』 『アノニミティ』 『硝子羽衣』 『具象と抽象のワルツ』 『深海の死神』 『鍵盤少年』 『もっと上手に』 『げげごむぐらが』 『落書き』 『もうしません』 『ガラス瓶に閉じ込めた初恋』 『ナイフ』 『蜜蜂の幾何』 『踏み切り』 『神の模型』 『俺もそう思う』 『白』 『恋姫』 『ため息、買います』ほか
-
-
-
「肉は詞々で出来ている。」 西暦2019年7月より密やかに続けられていた試行、ここに644,500字の文量をもって成果。 これは「近代日本文学」なるものへの死刑宣告であり、日本語圏というきわめて限定された時空に孕まれた神聖喜劇であり、そして2020年代より新たに到来する言語への遥けき前奏曲である。 第1部 九天不可測 職業作詞家としてのキャリアに行き詰まりを感じはじめた國分測は、福岡市の龍九三のもとを訪れる。二年の時を経た二人は自分自身の変容に気づいていたが、互いのために手を組むには至らなかった。しかしフリーランスミュージシャンの漁火イリチと知り合った九三は、測とともに賞金付オープンマイクに参加する成り行きとなる。 これは彼女らが導かれることになる航路への、ほんの序曲に過ぎなかった。かくして東アジアの混血地帯:九州にて、散り散りに戯えていた声たちが、いま不穏にひとつの歌を糾いはじめる。 章構成: 01 糾歌前夜 02 聖なる海と感化院 03 君の弟はゲイでおまけにサグ Interlude I XXXmas 04 鯰は生じゃ喰えないはずさ 05 騙されう者は彷徨ぬ 06 再出立 07 X列車で行こう 第2部 肉ひしめく円卓 客船Yonahに迎えられた龍九三は、かつて百済不二良と行動を共にしていた人物:霧島四七と知り合う。少なからぬ動揺を覚えながらも、93は同乗する韓国代表:锡鼓と親交を深めながらツアー用の楽曲制作に取り組む。テキサス州エル・パソに到着した一同は、Innuendo、Defiant、Shamerockと合流。 かくして客船Yonahに集った5組は、試行と錯誤と分裂と結合を繰り返しながら各々の生路を往く。そして5月初頭、一同はダブリン公演にて最大の試練に逢着する。 章構成: 08 Foul & Fair 09 2 U 10 칠월보다 더운 11 ἴδιος κοινός 12 三人成虎 13 Sensitive Obsessed Sister 14 The Family of Black Sheep 15 Master & Servant 16 Tinker Tailor Dark Duke 17 Howth Castle & Environs Interlude II I luv my CUMputer 18 To The Bone 19 Clothes to Me 20 Hallowed Be Thy Game 21 Hardcore Peace 第3部 下僕どもの大道 西暦2020年7月。東京都豊島区に三階建の城を構えたχορός一行(κωμός)は、新たに二人の賓客を迎える。手探りながら誼みを結ぶも、彼女らの「誰かにとっての家族でありたい」という可憐にして哀切な想いは、大地もろともに砕かれる。そしていくつもの消えない傷が刻まれた生路の果てに、ついに「夜」が訪れる。 章構成: 22 我ら啓典の民 23 何故 24 聖者への路 25 鯨 26 庭 27 残品 28 これを限りに 29 下僕の大道 Interlude III 抱擁 30 こよなき誕生 dealofgod ※『χορός』は Creative Commons 4.0 表示のパブリック・ドメインであり、一応の著者・発行者として署名されている試金および Integral Verse は著作権を含む一切の権利を所有しません。 ※この小説はフィクションであり、実在の人物・団体・事件等とすべて関係があります。 https://integralverse93.wixsite.com/koros https://kakuyomu.jp/works/1177354055124928286 http://petrushkajp.blog.fc2.com/archives.html
- データ本
- 無料
- 読む
- 紙の本
- /
- 購入
-
-
-
2018年2月4日更新 訳者による説明を追加しました。 ………………………… ………………………… Patricia C. Wredeによる"Fantasy Worldbuilding Questions" http://www.sfwa.org/tag/world-building/ の日本語訳です。 月刊群雛2014年08月号~2015年02月号まで全5回連載された「異世界構築質問リスト」をまとめました。 BCCKSでは特別に世界創作されるクリエイターの皆様向けに無料で公開いたします。 - - - 次の質問リストは、自分たちの物語のために、現実感あふれる架空の世界観を構築しようという、ファンタジー作家の試みを支援するためのものです。 これらの質問の多くが参考になったり、特定の物語には不可欠となるかもしれませんが、すべての物語にすべての項目が適用されるわけではありません。 著者が物語を書き始める(または書き終える)ために、質問のすべて、あるいは、いずれかに完璧に答える必要もありません。 この質問リストの目的は、物語の設定や背景を充実させるアイデアやインスピレーションを誘発することです。 お役に立ちそうならば、どうぞご活用ください。そうでなければ、そっと閉じてください。 いくつかの質問には、複数のトピックに適用され、複数の見出しの下に複製されています。 これは網羅的で最終的なリストとして考慮されるべきではありません。つまり、完全無欠ではありません。様々な物語がすべての作家にあり、その物語すべてに完璧に対応するわけではありません。このリストは、個々の作家の個人的な質問リストを作るための開始点として利用してください。
-
-
-
-
2019年6月15日更新 2019年6月16日更新 著者のwebサイト情報を変更しました。 http://hasegawakiyoshi.tabigeinin.com/index.html ………………………… 材料と材料を組み合わせひとつの作品として統合するのではなく、それぞれの材料はそれぞれに無限であり続けているので、決して統合はできないあり方について述べた自作論。「無限」という迷宮から脱出するのではなく、その中で暮らすという事を、主にE・レヴィナスの著書『全体性と無限』からは物質としての作品に、如何にして人と対面する時と同じような「顔」を見出せるかどうかというテーマと、福本伸行作『賭博黙示禄カイジ』からはギャンブルにおけるコミュニケーション「通信」をキーワードに引き出し、読み解きながら人間も絶対に統合してはならないというあり方を模索した。長谷川清 著 ………………………… 2014年5月9日更新 2014年5月9日更新 追記:一部(付記と略歴、住所)を修正しました。 2013年10月19日更新 追記:みなさま ご覧いただきありがとうございます。紙本版での本文に改行等がスムーズでない箇所がありましたので文章も含め、一部を修正しました。 よろしくお願い申し上げます。 2019年6月16日更新 著者のwebサイト情報を変更しました。 http://hasegawakiyoshi.tabigeinin.com/index.html
- データ本
- 無料
- 読む
- 紙の本
- /
- 購入